日本の技術で地域の自然を守る
太平電機ECOひいきプロジェクト
〒221-0825 神奈川県横浜市神奈川区反町2-15-6
JR-東神奈川駅から徒歩7分、東急東横線、反町駅から徒歩5分
営業時間 | 9:00~17:30 |
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定休日 | 土・日曜・祝日 |
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奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島の4島が世界自然遺産にほぼ登録される見通しです。日本では白神山地(秋田県・青森県)、屋久島(鹿児島県)、知床(北海道)、小笠原(東京都)に続く5番目の登録となります。
鹿児島県は屋久島に続いて、2つ目の登録となります。
環境省、県、自治体をはじめ、自然保護団体や民間企業などの多くの方の努力で延期勧告を乗り越え、今回の登録の見通しにつながりました。
弊社は企業でも世界自然遺産登録を推進しようという次の2つの企業体に参画しております。「世界自然遺産推進共同体⇒奄美大島・徳之島」と世界自然遺産推進共同企業体⇒沖縄・西表」
参画する企業と連携し、地域の自然を守るタオル®の販売で、地元の自然保護団体に寄付を続けてまいりました。
世界自然遺産に登録されることに関して、IUCNからは、指摘事項として下記4点が提出されました。
a)観光客の収容能力と影響に関する評価の実施、観光客の上限を設けるか、
減少させるための措置を要請する。(特に西表島)
b)希少種(特にアマミノクロウサギ、イリオモテヤマネコ、ヤンバルクイナ)の交通事故死を減少させるための交通管理の取組の効果を検証し、必要な場合には強化するよう要請する。
c)可能な場合には、自然再生のアプローチを採用するための包括的な河川再生戦略を策定するよう要請する。
d)緩衝地帯における森林伐採について適切に管理するとともに、あらゆる伐採を厳に緩衝地帯の中にとどめるよう要請する。
○ 上記要請事項への対応状況について、2022 年 12 月 1 日までにユネスコに提出し、IUCN の評価を受けるよう要請する。
一時は延期勧告を受けたり、昨年はコロナで審議されなかったりと時間が掛かりましたが、ようやくここまで来ました。まずはホッとしました!
しかしこれからがスタートでもあります。
特にbに関しては、弊社の電子部品部門のノウハウを生かし、交通量や速度のセンシングをすることで基本的なデータの収集が可能なところまで開発が進んでおります。観光客が増える前のデータがわかっていれば、観光客増加率がわかるとロードキルの事故件数がどの程度増えるか推測できることにつながります。
cの河川再生に関しては、水質の改善はもちろんですが、コンクリート護岸や、河川内のコンクリート垂直段差の解消、赤土の流入防止などが必要と思われますが、現状の水生生物の確認での水中カメラなどが弊社のもつポテンシャルとして生かせるのではないかと思っております。
世界自然遺産は登録されて終わりではなく、自然環境を持続し良くしていくことを求められています。生き物がこれからも数を減らさず暮らし続けられ、人との共存ができる地域になることを願い、さらに具体的にECOひいきプロジェクトを推進していきたいと思います。
定期的に更新されますので、続きをお楽しみに!