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太平電機ECOひいきプロジェクト

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樋口社長のECOひいきコラム

12、CO2削減について

 

コラム12  CO2削減について

【はじめに】地球温暖化対策を話し合う国連気候変動枠組み条約の第26回締約国会議(COP26)が令和3年10月31日、英グラスゴーで始まりました。各国が産業革命前からの気温上昇を「1.5度」に抑えられるか、が話し合われます。

世界では山火事や、極地の氷の減少、ツンドラの凍土の氷解、海面上昇、大型台風の発生など多くの気候変動による現象が起こっています。

これらは人類の生活を脅かすだけでなく、野生動物にも影響を与えています。

 

【日本の野生動物の例】として挙げてみると、ライチョウに問題が起こっています。ライチョウは氷河期に大陸から日本に入ってきて、その後暖かくなったときに高山の山頂付近の寒冷地に生き残ったと言われ、日本は世界の南限となっています。ライチョウの餌は高山植物ですが、温暖化により、鹿が山頂付近に上ってきて高山植物を食べてしまったり、また天敵のハヤブサ類やカラス類、ニホンザル、やイタチ、テンなどが高山の山頂部に侵入し、ライチョウが捕食されています。

これ以上温暖化が進むとライチョウは生息地をさらに減らし、天敵が増え、絶滅に向かって進んでしまいます。一つの例ですが、多くの生き物が温暖化の影響を受けています。

 

【日本政府のCO2削減目標】は、2013年比として、2030年CO246%削減する、2050年にゼロにするという目標を立てました。これでよいのか足りないのか、詳しいことはわかりませんが、まだまだ努力できる、そして削減する新技術を育てて大きな産業にしていく、削減すればするほど産業が活性化する流れを政府が今までの何倍も進めていく必要があると思っています。

 

【太平電機】では、過去から太陽電池の販売、電気を溜めるリチウムイオン電池の販売など、販売する商品でCO2削減が広まることを目指してきました。また自社で排出するCO2は環境省が普及を進める環境マネジメントシステム「エコアクション21」の認証をその開始初年度に取得し(登録番号139)、毎年の審査を受けながら減少を進めてきました。

エコアクションホームページ

コアクション21 中央事務局 一般財団法人 持続性推進機構(IPSuS) (ea21.jp) 

政府の基準である2013年度時点と、現在の弊社の削減状況はどうなっているか確認してみました。

右がその表です。

削減にはLED照明の導入や、屋根に太陽電池パネルの導入で日中の電力の大半をソーラーで生まれた電気に切り換えています。ハイブリッド車や電気自動車の導入などを進めて徐々にCO2の削減が進んできています。さらに2021年度は購入する電力の契約を100%自然再生エネルギーの電力としました。電気から出るCO2はゼロになる見込みです。このことを「かながわ再エネ電力利用応援プロジェクトRE100」に申請し、県内で13番目に使用する電力がすべて再生可能エネルギーとなった会社として認定を受けました。会社のエアコンも、パソコンも、照明も、充電する電気自動車の走行もCO2を発生しなくなりました。

かながわRE100のホームページかながわ再エネ電力利用応援プロジェクト - 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)

残るは自動車三台の排出するCO2だけとなりました。

 

【太平電機の今後】はすべて電気自動車化し、充電は社内の再生可能エネルギーの電力ですれば、CO2の排出完全ゼロが達成できる見込みです。

環境経営は今後の企業経営として必須となり、最低限やっておくだけことではなく、戦略性を持って積極的に取り組むべきものと思っています。中小企業だからこそ小回りを利かせられ、スピードを武器とすることができます。

このあと、取り扱う商品の製造工程から輸送、販売までで発生するCO2をチェックし(ライフサイクルアセスメント)、トータルでの排出が少ない商品を優先的に販売し、さらに排出量が少ない商品を商社として企画開発し、それらを普及することで社会に貢献していきます。

 

最新の太平電機のエコアクション21環境経営レポートはこちら

44期(201971日~2020630日)クリック⇒ 創造性のセッション (ea21.jp)

 

以上

定期的に更新されますので、続きをお楽しみに!

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